賃貸経営をしている方にとって、常に満室であることが理想ですが、空室が出てしまうときもあるでしょう。
そこで今回は、安定した賃貸経営のために、10の空室対策をご紹介します。
次の入居者をできるだけ早く迎え入れることができるよう、参考にしてみてください。
安定の賃貸経営!第一印象を良くする4つの空室対策
まず、物件の第一印象を良くするための空室対策を4つご紹介します。
1.マイソクを効果的に活用
マイソクとは、物件の間取り図や概要、アピールポイントなどをまとめた宣伝広告のことです。
入居希望者がみやすく魅力を感じる内容であることはもちろん、仲介会社の営業担当者にとっても分かりやすく紹介しやすいものであることが重要です。
また、マイソクは紙媒体であることが一般的ですが、マイソクにQRコードを掲載して物件の動画へアクセスできるなど、時代の流れに対応していくことも大切です。
2.ホームステージングを実践
ホームステージングとは、室内に家具や小物、観葉植物などを入れてモデルルームのように演出することです。
まずは玄関先をおしゃれに飾るだけでも、内覧者の第一印象はぐっと良くなるでしょう。
3.こまめな換気
どんなに綺麗な部屋でも、においが気になると台無しです。
部屋中の空気の入れ替えと、排水からの悪臭防止のための通水はこまめにおこないましょう。
4.照明器具を設置する
内覧者は日中に来るとは限りません。
暗い時間帯でもしっかり内覧していただけるよう、照明器具は設置しておくと良いでしょう。
安定の賃貸経営!物件に付加価値を付ける3つの空室対策
つぎに、物件に付加価値を付けるための空室対策を3つご紹介します。
5.リノベーションで資産価値向上
間取りやデザインの古い賃貸物件では、原状回復のリフォームではなく、設備・機能・間取りなどを変更して新たな付加価値を与えるリノベーションも検討してみても良いでしょう。
費用対効果をじっくり検証する必要はありますが、物件そのものの価値が向上するため家賃を上げることも可能です。
6.宅配ボックスを設置
ネットショッピングが普及している今、宅配ボックスは人気の設備です。
7.Wi-Fiを導入
単身者・ファミリーを問わず、インターネットは必要不可欠な時代といえ、インターネット無料の賃貸物件は人気があります。
安定の賃貸経営!空室対策のために変更したい3つの条件
空室期間が長くなった場合の、空室対策のために変更したい3つの条件をご紹介します。
8.入居条件の緩和
ペット可や楽器可物件として、近隣の競合物件と差別化をすることも有効でしょう。
また、今後人口が増えていく高齢者や外国人の入居を可能にするなど、ターゲット層を広げていくと良いでしょう。
9.敷金礼金を下げる
敷金ゼロの物件は増えていますが、万が一の担保がなくなるので慎重に判断しましょう。
10.家賃を下げる
家賃を下げることは、賃貸経営の収支を圧迫することになるので、最終的な手段として考えると良いでしょう。
まとめ
安定した賃貸経営のために、10の空室対策をご紹介しました。
まずは低費用で、できることから始めてみてはいかがでしょうか。
私たち株式会社ハルスは、武蔵野、三鷹、調布、杉並、府中、小金井を中心に賃貸物件や管理物件、売買物件を取り揃えております。
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