所有している不動産の敷地に活かせていないスペースがあるとき、自動販売機の設置を考える方も多いのではないでしょうか。
一方で、自動販売機で利益を得られるのか、設置方法や設置にかかる費用など、わからないことも多く断念してしまうケースも少なくありません。
そこで今回は、賃貸管理を検討されている方に向けて、共用部分に自動販売機を設置する方法やメリットをご紹介します。
共用部への自動販売機の設置方法とは?
自動販売機は、共用部に自動販売機の電源コードが入れられるコンセントがあれば設置可能です。
またこまかな設置条件は飲料メーカーによって異なるため、ご自身が管理している賃貸物件に自動販売機は設置できるか、問い合わせをして確認しましょう。
なお、設置方法には「フルオペレータータイプ」と「セミオペレーションタイプ」の2種類があり、それぞれ設置方法が異なります。
フルオペレータータイプ
自分が所有する土地を業者に貸し出したうえで自動販売機を設置する方法です。
飲料品の補充や管理、ゴミ処理などのすべてを業者がおこなうため、手間がかからず人気を集めています。
売り上げに関してはあらかじめ業者と取り決めた割合のみが持ち分となり、基本的に運用には電気代がかかる程度です。
セミオペレーションタイプ
自動販売機自体を自分で購入もしくはリースし、飲料品の補充や管理、ゴミ出しなどのすべてを自らおこなう方法です。
業者に任せることなくすべて自分で管理するため、販売する商品や価格を自由に設定でき、また売り上げはそのまま自分の手元に入ります。
ただし、初期費用や手間がかかってしまう点がデメリットとして挙げられます。
管理している賃貸物件の共用部分に自動販売機を設置するメリット
賃貸物件の共用部分に自動販売機を設置することで、次のようなメリットがあります。
治安の向上
自動販売機を設置することで、夜間でも周囲が明るくなり、犯罪行為を抑制する効果があります。
暗いとそれだけで痴漢やスリ、不法侵入などの犯罪がおこなわれやすい場所となってしまいますが、自動販売機の照明によって周囲が明るくなるとそうした犯罪の抑制につながるでしょう。
なかには防犯カメラを内蔵した自動販売機もあるため、女性の入居者が多い賃貸物件では特におすすめです。
売上による収入アップ
自動販売機を設置することで、フルオペレータータイプ、セミオペレーションタイプのいずれであっても売り上げが得られます。
賃貸物件の入居者だけでなく、近隣住民や通行人が購入していくこともあるため、少なからず収入を得られるでしょう。
災害時対策にもなる
災害で停電になったときには、緊急時に近隣住民に飲料品の提供が可能です。
近年は停電をともなう自然災害が多発していますが、停電時に商品を取り出せるタイプの自動販売機であれば、いざというときも安心です。
まとめ
今回は、賃貸管理を検討されている方に向けて、共用部分に自動販売機を設置する方法やメリットをご紹介しました。
賃貸物件の入居者や近隣住民の暮らしやすさを向上するためにも、自動販売機の設置は有効な手段です。
私たち株式会社ハルスは、武蔵野、三鷹、調布、杉並、小金井、府中を中心に賃貸物件や管理物件を取り揃えております。
管理会社やお住まいに関する事でお悩みがございましたら、お気軽にご相談ください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓