不動産管理をおこなう際には、さまざまな災害を想定して相応の準備をしておく必要があります。
事前にしておきたいことや被害が発生した際の対処法などは、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。
今回は、水害に関する事前対策のほか、水害が起きた際の入居者へのフォローもご紹介します。
管理している不動産で水害に備えよう!実施したい事前対策
水害に備えるため、まずは土嚢・ブルーシート・プラスチック製のタンク・ロープといった防災用品を準備しておきましょう。
防災用品が手元にあれば、浸水の防止や避難などがしやすくなります。
防災用品はホームセンターなどで市販されていますが、災害が起きるとすぐに売り切れることが多いです。
また、土嚢は自分で専用の袋に土を詰めて作ることも珍しくありません。
水害が発生してから準備を始めたのでは間に合わないおそれもあり、あらかじめ用意しておくのが望ましいです。
水害が起きる前の段階なら防災用品を吟味する余裕も生まれやすく、防災用品の準備もれも防げるでしょう。
水害が起きた際には、排水溝からの逆流によって建物内が水浸しとなったり汚れたりすることも少なくありません。
トイレやお風呂などの水の逆流を防ぐ方法について、入居者に伝えておくことも水害への大切な備えです。
また、水嚢などで排水溝を塞ぐなどの対策を事前に伝えておき、水害時に実施してもらえるようにしておきましょう。
管理人がすべての対策を講じることができるわけではないため、入居者の協力が必要です。
管理している不動産で水害が起きた際の入居者へのフォロー
不動産が水害に見舞われたとき、まずは物件に出向いて入居者の安全を確認し、被害状況を確認します。
そのうえで、入居者の被害をできるだけ抑えられるよう、利用できる保険の説明などをおこない、心配し過ぎないよう声をかけましょう。
手持ちの物件で入居者を迎え入れる際、火災保険への加入を義務付けていることも多いでしょう。
火災保険は水害も補償対象としていることが多く、浸水被害で失った家財などを再調達するための保険金が支払われる可能性もあります。
ただ、入居者がしっかり補償内容を把握しているとは限らないため、必要に応じて管理人側でフォローすると良いです。
このほか、被害状況によっては物件の修繕が必要になり、入居者に退去をお願いしないといけない場合もあります。
その際にも利用できる保険や仮住まいなどを案内するなど、入居者が安心して生活再建に取り組めるよう努めることが大切です。
まとめ
自身が管理する不動産おける水害の事前対策として、防災用品をそろえたり、いざというときのための対処法を入居者に伝えておくことが大切です。
水害が起きたときは物件に出向いて被害状況を確認し、利用できる保険の案内を含め入居者へのフォローに努めましょう。
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