今回ご紹介するのは、マンションの一室ではなく「マンションの一棟投資」についてです。
簡単にできるイメージはありませんが、マンションの一棟投資にはどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
一棟投資における注意点についてもご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
マンションの一棟投資のメリットとは?
マンションの一室ではなく、一棟まるごとを投資対象とすることには以下のようなメリットがあります。
●一室投資=区分投資と比べると高い利回りが期待できる
●一棟分の家賃収入が得られ区分投資よりも大きな収入を得やすい
●複数の住戸があるため家賃収入がゼロになるリスクが非常に低い
●一棟分の土地も所有していることから区分投資よりも融資を受けやすい
また、マンションの大規模修繕や改装などを所有者の意向で決められるのも、所有者にとっては強みといえます。
マンションの一棟投資のデメリットとは?
一棟のマンションを投資対象とすることには以下のようなデメリットもあります。
●区分投資と比べると多額の資金(初期投資)が必要となる
●入居者が集まらないなど失敗した場合のリスクが非常に大きい
●一棟まるごとなので売却時に買い手が見つかりにくい
規模の大きい投資であるがゆえに、上手くいけば大きなメリットが期待できる反面、上手くいかない場合は大きなリスクを背負うことにもつながります。
マンションの一棟投資で心がけたい注意点とは?
マンション一棟投資はハイリスクハイリターンな不動産投資です。
そこで、失敗リスクを低減するための注意点をご紹介します。
まず、区分投資よりも融資を受けやすいものの、リスクも大きいことから、しっかりとした事業計画が必要です。
また、中古マンションを一棟買いする場合は、そのマンションの入居率や過去の実績をきちんとチェックして、空室リスクが低いことを確認する必要があります。
さらに、新築マンションの場合は、近隣に競合物件があるかないか、あるとしたらその物件よりも魅力的な物件になれるかをしっかり考えることが大切です。
上記の注意点を踏まえて、事業計画においてそのマンションの優位性が本当にきちんと説明できるのか、収支計算などを甘くみていないかなど、自分でも厳しい目線でチェックする必要があります。
「見通しが甘いかも」と思えてしまった場合は考え直すことも検討しましょう。
まとめ
今回はマンションの一棟投資のメリット・デメリット、注意点をご紹介しました。
成功すれば大きなリターンが得られる点が魅力ですが、失敗した場合のリスクも大きいハイリスクハイリターンな不動産投資といえます。
このため実行に際しては、慎重に検討することをおすすめします。
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