不動産投資には高額な費用がかかりますから、融資を利用することが一般的です。
借入できないと物件の購入が不可能になるかもしれませんから、オーナーになるためには、まず不動産投資ローンについてしっかりと理解することが大切です。
そこで今回は不動産のオーナーになりたい方に向けて、不動産投資ローンの流れや条件、金利などについてご説明します。
不動産のオーナーになるためには融資がポイント!①流れについて
不動産投資用の物件は自宅ではないため、住宅ローンが利用できません。
そのため、別の方法で融資を受けることが必要です。
通常は、以下のような流れで進めます。
1.金融機関などに融資を受けられるかどうか相談する
2.事前審査を受ける
3.本審査を受ける
4.融資が決定したら契約の手続きをする
5.融資が実行される
本審査には、2~4週間ほどかかるといわれています。
審査には物件や本人などに関するさまざまな書類が必要ですから、しっかりと確認したうえでもれなく準備しましょう。
不動産のオーナーになるためには融資がポイント!?条件について
住宅ローンと同じく、不動産投資の融資にも受けるための条件があります。
個人についての条件で審査に通りやすい内容は、「年収400万円以上」「正社員」「2年以上勤続している」ことなどです。
また不動産投資では、個人の返済能力だけではなく、物件についてもしっかりとチェックされます。
そのため、収益性や担保としての価値が高い物件なら、審査に有利な可能性もあるでしょう。
もちろん、金融機関などによって条件はさまざまですから、一概にはいえません。
ただ、上記のような条件を満たしていると、比較的融資を受けやすいと考えられますから覚えておきましょう。
不動産のオーナーになるためには融資がポイント!?金利について
金利も、住宅ローンと同じように「固定金利」と「変動金利」があります。
固定金利はずっと金利が変わらないことがメリットで、始めから支払いの総額も計算できるため安心です。
変動金利は、固定よりも金利が低めなことがメリットなので、物件の収益性をより高められるでしょう。
このように、それぞれにメリットがありますから、自分に合うのはどちらなのかしっかりと見極めることが大切です。