現在賃貸を持っているけど、空室になっているという方はなんとか空室を活かしたいと考えているのではないでしょうか。
ここでは、賃貸の空室対策としてリフォームをおこなう際の考え方や費用相場を解説していきますので、参考にしていただけると幸いです。
賃貸の空室対策のリフォームの考え方
リフォームとリノベーションの違いとしては、内部の再生、元に戻すという考え方と、物件の価値を高め修繕するという考え方にわかれます。
リフォームを検討する築年数は一概に何年とは言いづらいですが、各部分の劣化具合で判断すべきとなっています。
たとえば、ウレタン系の塗料を使っている場合は、10年前後であったり、フッ素樹脂系の塗料を使用している場合は15年～20年であったりなどです。
また、リフォームは経営の収益に直結しますので、コスト面ばかりを考えるのではなく、この修繕をおこなうことによってどれくらいの収益が見込めるかという費用対効果も考える必要があるでしょう。
入居率をあげる修繕の方法としては、内装の更新、水回りの修繕、設備の近代化、外観の美化などがあります。
ひとつずつおこなっていき、住みたいと思わせるような部屋にしていきましょう。
賃貸の空室対策のリフォームの費用相場
次に、修繕にかかる費用相場について解説していきます。
まず、床の張り替えをおこなう場合であれば、1畳あたり2万～6万が相場となります。
畳式の床をフローリングに変える場合であれば、3万～4.5万が相場となります。
水回りの修繕の場合、キッチンをシステムキッチンにしようとすると、50万円～100万円程度が相場となります。
ユニットバスを交換するのであれば、40万円～75万円ほどが相場になっています。
外観を変えようと思うと、120万円～300万円がかかります。
ある程度いい修繕をしようと思うともちろん費用もかさんできますが、部屋をどういう状態にしたいのかを考えながら修繕していきましょう。
まとめ
ここまで、賃貸の空室対策としてのリフォームの考え方や、費用相場について解説してきました。
賃貸の空室対策として修繕というのはある程度の費用がかかる分、契約者が入りやすくなる効果があるので、おこなっておくべきです。
現在空室のある物件を持っている方は、持っているだけでは維持費もかかってしまい困っていることでしょう。
悩んでいるのであれば、すぐに見積もりなどをおこなってもらい、どの程度の費用で修繕がおこなえるか確認しておきましょう。
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